声優と「ナレーション」の違いって何?
おはようございます。
最近「ブログをさぼっている」とのご指摘を受けまして
久々に開いてみたらば、あまりの更新のなさに愕然といたしました。
こんなことでは、お客様に見ていただけません。
また1から精進いたしますのでどうかお付き合いのほどをお願いいたします。
本日のテーマは、「声優」と「ナレーション」の違いについてです。
声優とは二次的な人、モノに対して声を当てるもの。ナレーションは状況などを「語る」もの。
最近、「どちらが難しいですか?」
という質問をされることが多いのですが、「どちらも難しさの違いがあります」
が、実際に高度な技術やきちんとした発音、アクセント、滑舌を細かく求められるのは
「ナレーター」のほうであります。
それから、ナレーションは100パーセント「ディレクター」の好みが要求される。
- 番宣はもっと落ち着いた感じで読んでほしい
- 番宣だからこそ、もっと大げさに読んでほしい
- 語頭は下からしゃくりあげるな
- 語頭は下からしゃくりあげた入り方のほうが説得力が増す。
- マイクに声がきちんと入るように押し込んで声を出せ。
- マイクには基本ウィスパー気味に当てていけ。
など、本当にその要求が真逆になることは結構あります。
ナレーションは「言葉」の表現。声優は「演技」の表現。
一言で表すとこういった感じです。
私は2010年に上京して、2010年に声優さんを初めて生徒さんに持たせていただきました。
それ以前は「声優」「ナレーター」という方に一切縁がなかったのですが
ここ最近では、そういった方に多く口コミいただくようになりました。
声優さんは、その二次的な人、モノの演技の幅の中で「最大限役としての表現をしていくもの」
である。
「ナレーター」は、その単語一つ、フレーズ一つを取って
どのように表現していくかの道筋を決め、大きなまとまりとして作品として仕上げる人のことである。
という事に行きつきました。
とりあえず、アクセント辞典は手放せません。
ナレーター志望の方に言いたいのは、とにかく 「歌」を勉強していただきたい。
という事です。
「ナレーション」をただただ文章を読むものだ。という認識の方は結構多いです。
いわゆる、お「オン オフ」演技、
「役に入るか入らないか」というところに重きを置いてしまう 声優肌のナレーター
の方、結構多いです。
ナレーションの勉強はぜひワークショップに行きましょう。
おすすめのワークショップは下記です。
森先生のワークショップは、今まで聞いたどの講座より
とてもレベルが高いです。
先生自体がものすごく高いアンテナ感度をお持ちの方です。
ぜひ、行ってみては?
ムラーラミュージックオフィス 公式HP
https://ohanashi.speechvo.com/
muraramusicoffice@gmail.com