ダンスをしながら歌う人が注意する点

ダンスをしながら歌う人は、「ここに注意!」

こんにちは。発声練習虎の巻ブログを運営するムラーラミュージックオフィス 代表の宮島知穂です。

今日は「ダンスをしながら歌う人」の注意点について触れたいと思います。

まず、「ダンスをしながら歌う人」についてですが、これは

ミュージカル女優さん、俳優さん、のほかに最近ではアイドルさんもこれに含まれますね。

では、一体どんなところに気を付けていったらよいのか?見てみましょう。

上半身バランス過多に注意。

「ダンスをしながら歌う」というのは並大抵の体力では無理なので、それこそきっちりと

「体幹を鍛えるトレーニング」をしなくてはなりません。

それでは、もし体幹を鍛えることなく無理に声を出すとどうなるか?

☑上半身バランス過多になって、呼吸の通り道が悪くなる。

☑呼吸のとおり道が悪くなるので、発声時に強制呼吸になりやすくなる。

☑安静時呼吸では、息を吐くときには基本的に筋力を使わないのにかかわらず、息を吐くときに呼吸筋群を使わざるを得なくなり、肉体疲労が増す。

☑上半身バランス過多の場合は、声や歌い方に「節」が出来、声づくりの起点である「声帯」の筋肉がうまく作用しなくなる。

☑上半身バランス過多の人の声は ある意味でその場所だけ固まった「コールタール」のようなものなので、まず、地面になじませるように全体的にまだ覚める前のコールタールの状態に戻す作業をする。

ハイヒールのメカニズムを知る。

女性の生徒さんには必ず、「日常でハイヒールを履くことはありますか?」

と尋ねます。

先ほどのダンスの方もそうですが、バレリーナの方も常日頃より結構高めのパンプスを履いていたりします。

これは「高いから悪い」というのではなく

先ほどから言っている 「上半身バランス過多」の方の特徴としては

頭のてっぺんは常に前のめりになっているが、肩は後ろに下がっていて

骨盤が前へ傾倒している。

ハイヒールを履くと、必ず体重が前傾倒になりそれを支えようと反り腰になります。

酷い人だと、膝を曲げてでも歩こうとするので注意が必要です。

前のめりになる体重を自分でしっかりと支えようとするので

フラットシューズをはくと、とたんに肩がもっと後ろに下がり、スーパー反り腰になります。

ダンスをされる方ならまず普段の姿勢から気を付け、ハイヒールは必要以上にはかない事。

女性の反り腰に関しては、ビックリするほど一例が多いので言及は避けますが

外に出て「普通の生活困らないから、必要ない」という方が圧倒的に多いですが

ありとあらゆるところへの影響、特に腰痛、かみ合わせ、膝痛などは特に影響があるので気を付けてみてください。

ダンスをしながら歌う方へ、

体のボディバランスを整え、良い声を出しましょう。

ムラーラミュージックオフィス

03-5980-7670

muraramusicoffie@gmail.com

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