骨盤底筋の訓練だけでは尿漏れはなかなか改善しにくい。

そもそも尿漏れはお年寄りだけのものではない。
ボイトレと関連のある腹直筋の話

今日はストイックなネタです。まず「尿漏れ」と聞くと「自分にはまだ縁遠い話だ」と思う方がほとんどだと思うのですが、例えばインターネットで 「女性 尿漏れ 」 と検索してみてください。

意外と出てきます。もちろん、妊婦さんの様に骨盤に比重がかかりやすいかたも含まれていますが、ある時テレビで女性芸人さんが複数話していたのが

「トイレにたどり着いた時にあれ?」ッともおもったことがある。というのです。

一番の原因は肥満。骨盤底筋(骨盤底筋群という)は、ハンモックの様に骨盤内に収まっている。

骨盤底筋群は、簡単に言えば骨盤(そもそも骨盤はいくつかの骨が重なりあうようにしてくっついている物である)の真ん中が空洞の様になっていてそこに、ハンモックの様にぶら下がっているのです。加齢と共に骨盤底筋群は緩みやすくなるというのは想像がつくと思いますが、

実際には、肥満で内臓に負担がかかり、その比重でやはりぶらさがっているハンモックは押しやられ、加齢時と同じような状況になるようです。

筆者も大きい声では言えませんが今よりも10キロほど太っていた頃には、芸人さんが言っていた様に「あれ?」と思う事が時々ありました。

「横隔膜ヘルニアという病気からもわかる内臓が下がることと、呼吸しづらいことは=なのである。

ある時、加齢により内臓の位置が少しずつ落ちてくると、それに伴い、呼吸にも影響がでますよ。というと

「何故??関係ないのでは?」

おいう意見が多かったのですが、これは色々調べてみるとやはり関係があるようです。

先ほどから出てくる「骨盤底筋群」とは別に、よく腹式呼吸ででてくる、あれ!

腹直筋

こやつは、骨盤底筋群を覆うくらい下まで(膣底)まで続いていいるようです。

筆者もアスリートではないですが、運動は割と好きで、「加圧」「ポンバ」「ヨガ」「ピラティス」「エアロビ」など色々やっていました。
このもののすべてが体幹が必要であることは言うまでもありませんが、「エアロビ」の先生が
震災の時のエピソードをこう話していたのです。

腹直筋でいつも骨盤底筋を持ち上げてるから、自宅までバスで8時間かかったけれど、降りずにトイレを我慢できた。

それが私の自慢!「私はいくつになっても尿漏れしない!」という事でした。

話は戻りますが、これと同じように横隔膜も筋肉でありますが、肺と肝臓、胃の間にアーチ形に収まっているものですから、やはり内臓が下がると下がります。そうすると、

呼吸時の横隔膜の上下運動が弱くなってしまう。

のです。

ですから結論を言いますと

尿漏れ防止トレーニングは案外腹式呼吸に役立つという事!です。

そのやり方は詳しく又書きますが、これらに効くトレーニングは 加圧スタジオでよく組まれていました。一番代表的なのは「スクワット」ですが、それ以外にも寝転がったまま膝を立て膝の間にボールを入れて、押しつぶすようなトレーニングも有効。

もっと上級になったらそれに+お尻を浮かせてみるトレーニングもお役立ちポイントです。

今後これらエクササイズの動画をアップしていきます。

スピーチボイトレのHPはこちら

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