声が出る様になる体操(首と腰にアプローチ)

腰痛があるだけでも「声が出にくい」現象は起こる。

こんにちは。

発声練習虎の巻ブログです。

最近とてもうれしいご報告を頂くのですが、私は花粉症の毒牙にかかっています。(笑)

生徒さんは皆さんお元気でとってもうらやましいですが、かえって元気を頂くこともありとってもありがたいです。

さて、本日が「声が出る体操」というタイトルです。

腰が悪い人は、本当は先に「首が悪いこと」を知らない。

という事を、スポーツトレーナー、柔道施術師、整体師の方に言われたことがあります。

「よいしょ」といって、腰を思いっきり反って伸びをする。

この行為はほんのストレッチのためにやる気持ちでもすでに腰や首が悪い場合は

良くない動き になることが多いのでやめたほうがいいことがあるようです。

生徒さんには普段声を出す姿勢として推奨しているのが

声も首も「ストレートに伸ばしすぎないこと」。

まずお腹を中にしまってお尻を中に入れて肩を落とし手は真横より少し前。

この姿勢を主とします。

声が出やすくなる体操のプロセスは以下のとおりです。

  • 1お腹を中に引っ込めてお尻を中にしまって立つ
  • 2そのまま頭を前へ垂らし前屈をする。
  • 3左手でおなかを抱えお腹を中にしまい右手でお尻を抑えて体をより「く」の字に折ろうと試みる。
  • 4初めて背中を起こす。(体が前につきでないようにUの字を意識していく)
  • 1~3を繰り返し徐々に状態を起こしていく。

手が真横にならずに やや 前にある状況でいられるよう努力する。

本当に真っ直ぐな姿勢はやや「猫背」と感じる自然なカーブ

整体で手術をすると「これでまっすぐなの?」と思ってしまうほど

背を反らない

のが真っ直ぐ姿勢だといわれて思わず衝撃を受けます。

ですがその姿勢のまま声を出すと自然と頑張らなくても豊かな声が出ます。

これが 「0状態」の声です。

ただし、音程をきちんと正しく取れない人は逆に音程がぶれる為

「なんだこれ!!いやだ!!」とバタバタします。(笑)

首も同様に自然なカーブを意識する。

電車の中でスマートホンをいじっている人を見てください。

目を真下にして首のカーブを意識してスマホをいじる人は少ないと思います。

大体の人が首を突き出しスマホを前に掲げ、だらっとした姿勢でスマホをいじっているのではないでしょうか?

ここ最近急増しているストレートネックな人の原因の多くはスマートホンだといわれている位です。

先ほどのトレーニングでは首や腰の反りやカーブにアプローチが出来るのですが

首だけを意識したトレーニングもありますのでそちらは次号のブログでご紹介いたします。

声優さんが通うボイストレーニングスクール

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ムラーラミュージックオフィス

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