オペラの歌唱法で、自分のポイントを知ろう。

オペラ歌唱法にもいくつもの解釈があった。

私はもともとはオペラ(クラシック)の声楽のトレーニングを受けていました。

高校の3年間と大学の4年間のトータル7年です。そこから先は色々な歌唱法の発声の先生について習いました。

なので私自身の歌唱法は本当にミックスです。ただ日本人の先生は基本的にメソッドをあまり重点的に考えておらず、抽象的な指導法がかなり多かったのです。

オペラの名手と同じ表現法をしていた?!

オペラの名手でも アッポッジョ(いわゆる支え)の解釈色々。[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”生徒さん”] 先生、声を出す時の支えの点てどこですか? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”] あ、それは正式には感じ方は発声法によって色々です。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”生徒さん”] イメージとしてはお腹の下の方にちからを入れて踏ん張って息を一杯吐くイメージです。 [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”] それも、ある部分では間違っていないかもしれませんが、声の点(的)に息を一杯送りましょうという場合余計なところに力が入る可能性はあります。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”生徒さん”] では、どう考えたらいいですか? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”] 私の中では、「トイレを我慢する方」ではなくて「トイレで用を足してる(特に小さい方)ときに女性が感じる部分に集中させるイメージです。[/speech_bubble]

とこのような感じです。

日本人の先生の場合は、支え=横隔膜の支え という認識が多い様です。

これもアリだと考えます。

逆に声のプント(最も共鳴する点)が最大の支え であるという認識の人もいるし

そもそも支え何て考えなくてもいい。

という考えもあります。

全てはバランス。(均衡を保つこと)

私の場合は、3点の均衡をイメージしていて

息で支柱を作り、横隔膜と、声帯と声の点が全てにおいて均衡がとれてるイメージをすること。

を特に念頭に入れています。

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