「音痴」を治すなら、音痴をよく知っている先生に習いましょう♪
こんにちは、ムラーラミュージックオフィス代表 宮島です。
タイトルにもありますが、今日は、「音痴」のことを良く知ろう というブログです。
まず「音痴」っていう言葉は、あまりよい言葉じゃありませんね・・・。
詳しく、「音痴」について調べたわけではありませんが、音痴とは
音の方向音痴 だと位置づけています。
音の方向音痴=音痴。方向音痴は現在地不明。
まず、こちらの3つの記事をご覧ください。
これは、私が1年以上ストップさせてしまっているブログですが
「最強ボイトレブログ」というタイトルで立ち上げたものです。
こちらのブログにも書きましたが、男性と女性は基本的にどちらが音痴なの?
という問いに関して・・・・。
男性の方ごめんなさい・・・通常は「男性」と答えたくなってしまうものですが
方向音痴と、音の方向音痴はほぼイコール(空間認識能力)
の欠如という観点から見ると、本来は女性の音痴の方のほうが多い という結論で閉じています。
音痴のわかりやすい分類。
☑音が上ずる属(現状維持属)
特に、音の上りよりも下りが苦手で、音が下れずに上ったところから現状維持の人達を指します。
「そふぁみれど~」
が出来ずに
「そふぁふぁふぁふぁ~(微妙にみ)」
という風になりがちな方です。
☑音が上がらない族(上がりきらない族)
この場合は歌の技術的な面も大きく、半音までいかないまでも半音マイナス50パーセントくらい低い音で歌い続ける人のことです。
☑完全に、「私はどこ?ここはだれ?」族。
ピアノで音をたたいたってわかるはずもなく、「この音と同じ音を出してください」
といわれて、わからなくて頭を抱えて苦悩・・・・。
※この方たちに「この音出してください」トレーニングは、酷です。
1か月、半年、下手をすると1年経っても改善されないパターンは普通にあります。
「ここはどこ?」「私は誰?」の方には、自分から歩み寄る。
このタイプの方々に必要なボイストレーニング技術は
☑音の高低が瞬時に判断でき、微妙な違いも感じられる聴力
☑ある程度の絶対音感。相手の音に合わせられる耳。
☑上にずれる人には1オクターブ下で元音を弾け、下にずれる人には1オクターブ上で元音を弾け。
☑倍音の難しい知識はいらない。ただ倍音の仕組みが体で分かれば、
その人に必要な音をこちらが提示してあげることは容易である。
☑ローが足りなければローを補い、ハイが足りなければハイを補い、あくまで単音での発声もハーモニーベースで考える。ハーモニーはユニゾンであってもハーモニーであるということを忘れずに。
音痴は、音痴専門医レベルの人に治してもらいましょう。
音痴は病気ではありません。
ですが、私が今まで見てきた中で音の把握ができない方は、ピアノも苦手なんです。
楽譜が読めない。=それは音痴だから読めないのではない
「空間認識能力」という意味で、たまたま同じくくりにあるということである。
音痴を矯正したら、別の何らかの能力にも影響あると実感しています。