上手いと言われるスピーチの極意

上手い!と言われるスピーチ力とは?

こんにちは。ムラーラミュージックオフィス代表講師 宮島知穂です。

今日お話ししたい内容は 「うまい!と言われるスピーチ」ってどんなもの?

という内容です。

実は、私は「レッスンは得意ですが、スピーチは苦手です。」

もう一度言います。「レッスンは大得意ですが、スピーチは苦手なんです。」

私がスピーチが苦手だと思った理由。

私自身が最近「スピーチ」、特に短い時間に限られたスピーチが苦手である理由に気づかされるきっかけがありました。きっかけはスピーチのセミナーでした。

スピーチのセミナーを受けたときに、正直その内容だけではあまり深い理解が及ばず

結局自分で本を読んだり自分自身を見つめなおした結果、なんとなく答えが見いだせた次第です。

スピーチは、人の五感に訴えなければならない。

という結論に至りました。

レッスンが得意なのにスピーチが苦手な理由。

レッスンは得意なのに、スピーチが苦手なのは、ついつい「説明的なスピーチ」になりがちで、レッスンで行っている「五感に訴えてる表現が一気に乏しくなる」

からだという事に気づきました。

五感に訴えるとは、

「いい匂い、辛い、触ったら柔らかい、耳に優しい音だ」

とかそういう五感で感じられるものです。

ボイストレーニングは五感で感じる以外何物でもありません。

ボイストレーニングは、もろに「五感で感じるもの」であり、五感で感じられない人は結果が出ないという典型的なものであると感じたのです。例えば

☑今口の周りに力が入っている感覚がありますか?

☑肩の力は抜けている感覚がありますか?

☑口を開けたままで鼻から息を吸うときに、まるで匂いを嗅ぐようにしましょう

☑下丹田中心にしっかりと立てていますか?

など。こちらが「どうですか?」「どう感じますか?」と聞かなければならない質問の連続です。

私は、それで「自分はスピーチが上手だ」と思い込んでいたのです。

スピーチの時間を与えられると急に「自己紹介」が下手になる。

スピーチの究極の極意は「相手へのおもてなし」であるという事に気づいたのです。

日本人の英会話が典型的だと思うのです。

I go to the park to~~

私は~するために公園に行きます。という文章です。

以前は私もこのように話していました。ですが今では

I go to the park .

ButI~ Because~ So~  And~

などと文章をつなぎます。

これは、私が推奨するS&Vセンテンス会話というものです。

SとVだけで会話を進めていきます。~これに関しては今後・・・

要は、日本人は会話をするときに
「自分のスピーチを相手に耳で読解してもらう」スタンスで話をしてしまうのです。
要は、伝えたい事優先。
伝え方ではなく・・・・。

一番良いのは、聴く人が何を期待しているのかを読み取ること。

「一番聞きたいのはこれ!!」

それを落ちでぽろっと言えてしまうお笑い芸人さんは絶対に受けると思います。

むしろ、その真逆でも。。。

「してやられたり!!」

それもよいと思います。

基本的に聞く人は我々に「期待をしている」と思うのです。

というわけで、静岡から東京へ戻ります!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加