人の声って実際のところ気になるものでしょうか?

人に声を褒められるというのはすごいこと!

ある生徒さんが、営業のお仕事中に会社の先輩から褒められたそうです。

今日このテーマでブログを書こう!と思った理由は昨日午前中にいらしたビジネスマンの生徒さんからの開口一番のセリフでした。

「職場の先輩から、商談の時に声が変わる」と言われたんだけれど自分は無意識で、しかもそれがどういう声なのかわからなかった。

その生徒さん曰く「最近お客様の獲得件数がものすごいんです!とのことで、それが「声にあるのではないか?」という風に先輩の一言から感じたそうです。

歌うようにしゃべるってどういうこと??

「自分が商談の時に出している声ってどちらかというと歌を歌っているときのミックスボイスに近いってことがわかりました。」というのです。

その生徒さんは「営業マンボイストレーニング」の生徒さんですが、やはりもともとプレゼンなどは特になく1対1のお客様対応なので特に読まなくてはならないマニュアル等もないため

自然と「ワンフレーズだけでも歌ってみますか?」ということになり歌のレッスンを交えて行うようになっていきました。彼が歌いたいEXILEさんの曲など、歌おうとしてもなかなか自然体で声も出ないし、何よりも怒鳴っていしまう。声帯が過剰に酷使され、裏声が使えない。

その状態では基本的に、いくら「話をするだけの声」だとしても声のバリエーションに限界があるので、ある程度いろいろな声の出し方ができるように とレッスン内で始めたのでした。

導入は「楽しく」真剣なお話は「相槌も声のトーン」落として。

「ビジネスマンの方のコーチング」の内容は、ただ単に発声練習をするだけのものではありません。本来はマニュアル化された台本等を読んで読み方の練習 をするにとどまるビジネスマンコースが多いと思いますがこちらでは、一人ひとりの癖まで掘り下げて行います。

本当のビジネスマンコーチングの内容は 「心理学」的なものです。これは各コーチング会社もこぞって行っているものであると思います。がもっと言うと

本当のコーチングは「一つの答えを導き出すのではなくあくまで一人ひとりをカウンセリングするくらいの勢いでなければだめ」

なので、下手なコーチングレッスンを受けるのであればマンツーマンの相談所に行ったほうが劇的に効果があると考えます。

ただ、大事なのは「結果を出すこと」

私も自分の信念をもって一人ひとりの方と向き合ってきました。

時には家庭の問題まで相談を受けることもあります。それは、自分の裸(自分の声)を見せている相手になら自分のことを話してもよいと思うのではないでしょうか?

昨日、そして月曜にもボーカルコースの生徒さんから

話声を褒められるのは、外見を褒められるよりも数倍うれしい

と言われました。

外見を褒められるなんて、むしろすごいと思うのだけれど・・・。

昨日のその生徒さんも、気持ち悪いぐらい成績が良いので
「怖いです」と言っておりました。
今後もとても良いご報告ができるよう頑張りたいと思います。

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