声を聴くとある程度「性格の情報が読み込める」のはなぜ?

声でわかるその人のこと?

おはようございます。

スピーチボイトレ駒込校、ムジカアシード志木校 代表講師 宮島知穂です。

今日のテーマは、私自身も含めて「その人本人が出す声」のことと、そこに隠されている

「パーソナリティ(性格)」のこと。

というテーマです。

「声で性格がわかる?」って本当?

実際、ボイストレーナーは占い師ではありません。

それに、「今こんな風に考えてる?どう?」なんていうやり取りも本来は不要ですし、

それはレッスンではないと思っています。

では、私が思う、「声で性格がわかる?」はどういうことなのか?

☑それまで難なく出せている「高音」。それなのに、同じ場所で必ずブロック。

☑「こんな風に声を出すと楽だよ」
 ~~~~「でも僕、それ好きじゃない」で、変化球。

☑一点集中型で、スポーツマン発声。

☑天井が抜けない、「抜けない抜けない型」で声がなんとなく詰まってしまう。→自ら声を詰めてしまう。

発声の時に一番障害になるのは、「ブロック」。

発声の時に一番障害になるのは、「精神面」のブロックであることが最近わかりました。

それは、例えば

「この先生、好きじゃないからあんまり声を聴かせるの、嫌だな。」

これは一番最悪なパターンのブロックですが、普通にあります。

これが「好きじゃない」ではなかったとしても

「今日の先生、機嫌悪そうだな、なんとなくやりづらいな、今日先生に会うのが気まずいな」

これも同じです。

私も、実はこういう経験ありました。

東京都内で一番初めに受けたSLSの一流講師の体験レッスンです。

夢や希望にあふれた2010年の状況時、自分の技術をしっかり確立しようと受けた体験レッスンが最悪。

私たちは、生徒さんのブロックを解除する側。

そうです、今私がお話ししたような「嫌な体験」や「嫌な感情」は全くもって

「良い声を出すこと」の弊害です。

さらに、

「良い声が出たときのイメージ」をいつも正確に伝えなくてはなりません。

最近さらに分かったのは

技術として、頭でわかっていても その先をイメージしたり体感できた経験がないと、それがきちんと「技術」として変換されて行かない

ということです。

なので、私たちは何度も何度も

「これが こうなって こうなるイメージだから こうなんです!わかりますでしょうか?」

と確認をする必要があります。

声は心の底から「こんな風に出したい」と思わないとかなわない。

先ほどのブロックのお話しがそうです。

講師と生徒さんとのイメージのすり合わせがマッチングして、生徒さんのマインドが「かち」っとはまったときに驚くほどの科学変化がが起きます。

それは本当に「やめられない止まらないかっぱえびせん」なんだよな~~~。

と思う今日この頃なのです。

ですから、難しい専門用語よりもなによりも「まずイメージが伝わること」。

これがレッスンの必須条件と考えます。

https://ohanashi.speechvo.com/

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