カウンセラーに聞いてみた。もっとも効果があったコミュニケーション術。

カウンセラーの技術からみたコミュニケーション術。

こんばんは。ムラーラミュージックオフィスの発声練習虎の巻ブログです。

今日は、以前実際にカウンセラーさんにインタビューをしておいた内容と
昔メディアで有名なカウンセラーさんが話していたコミュニケーションで最も大事なこと
について触れながら説明したいと思います。

カウンセラーさんが言う「効果があった」コミュニケーション法

まず、コミュニケーションの基本は、聞く姿勢

これは、どのカウンセラーさんも言っておられます。

特に、クライエントさん(相談者さん)の中には相手との距離感がなかなかつかめず、感情的にカウンセラーに攻撃的な物をぶつけたりする人もいれば逆にまったく心を開かないそぶり

をする人もいます。

その中で注意深く観察されているのが

相手の聞く姿勢

なのです。

どんな姿勢で、どんなふうに話を聞いているのかが重要。

まずカウンセラーの基本として、話は「聞く」ではなく「聴く」

なのです。

傾聴=けkeichouいちょう という訓練がかならず課されます。

これは、相手が何を言いたいのか、どんなことを主張してどんなことが大事な話なのかを正確に聞き取れているかのテストです。

この写真で見てわかるように、説明だけを聞いて正確にその情報を読み取っていきます。

有名なカウンセラーさんもやっている話を聴く心得

簡単なようで、意外と意識しなくては出来ないものです。

☑話を聴く時は、手を前手に組んで身を乗り出して「聴いてます」の姿勢。

☑話を聴く際の相槌は等間隔にせず、アクセントを必ず置く。

☑時々、大きな声で「そうなんですね」という確認を行う。(そのことにより本人自身が自分が何を一番言いたいのかを確認し始める)

☑カウンセラーは絶対に相手の話の否定をしてはいけない。

(あくまでも受容したうえで、自分の意見を第三者として述べる権利を得てから話す)

☑カウンセラーは、「相手の悩みに対して一緒に親身になって解決しようという姿勢をあえて相手に見せなくてはならない

とこのような内容です。

カウンセラーは時に演技をする。

これは難しい話ではなくて、あくまでも役目に徹する という姿勢だと思うのです。

相手の方が「母親を求めてきたら、母親役に徹する」という事なのです。

勿論、その時だけです。そのカウンセリングの時間だけ。

なんというのでしょうか、

私も最近わかってきたことなのですが、究極を言ってしまえば

聴く姿勢がない方に、聞き入れてほしいお話をするのは困難である。

という事なのです。

ですから、

相手が逐一興味を持つ話題、話法、姿勢、

それらを瞬時に判断できる。それこそが究極のコミュニケーションの近道ではないかと思うのです。

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