超簡単な曲でもほんのちょっとのアレンジで魅力UP
こんにちは。体調不良でなかなかブログの更新が出来ず、今日に至ってしまいました。
今日は、「弾き語り」で使えるコード進行のその2という事でお届けします。
以前こちらのブログで弾き語りのコード進行を一旦 スーパーシンプルに書いてみましょう。
という説明をしました。その理由は以前挙げたように「元の元がどういう進行なのか」という事を知る意味がある。という事でした。
ずばりちょっとイケてる風にするには親戚関係を知ること。
コード進行にも血縁関係みたいなものが存在します。
ネットで「ギターコード」とか「ギターコード進行」など検索していても良いかもしれません。
ギターのコードとかですと、もうこのコードにはこの進行というお決まりのバターンがあるかもしれません。そういうものをコピーしてみても良いと思いますが。
今回は、楽譜屋さんで「超簡単なポップス」の本などを探して弾いてみたときに
イマイチ・・・。
と感じでしまった人のためのメソッドです。
Ⅰ Ⅳ Ⅴ の性格を知る。
ここでは私が音楽大学で習った、簡単な代理和音についての説明です。
和音にはそれぞれ「機能」が存在します。いわゆる性格のようなものですが、その性格はこのように分類されます。
I 超安定 Ⅳ やや不安定 Ⅴ 不安定
超安定は、やや不安定にも、不安定にも進みます。
不安定は超安定に行きたがります。
やや不安定な人はさらに不安定になります。
やや不安定な人は時々超安定に行きます。(アーメン終止)
とこのように。まるで人間の性格の様です。
ⅠはⅢかⅥに。ⅣはⅡかⅥに。ⅤはⅦに。
上記に挙げたのは、代理和音の典型になります。
ⅠはⅢかⅥ.ⅣはⅡかⅥ.ⅤはⅦに。
代理和音は、それぞれの性格をちょっと薄めた感じ。
Ⅰに対してⅢかⅥは、安定感をちょっと薄めた感じ。Ⅳに対してⅡやⅥもそう。
という風にしていきます。
なので
Ⅰのまんまで進行しても良いようなところをあえて Ⅲ Ⅵ に分けることもあります。
例えば、「翼をください。」という曲。
今 私の~~ ねが~~いごとが~~ かなうならば~~ つばさが~~ほしい。
C C7 F C(Em Am)D G7 D Gsus G
このコード進行、黒字の文字のとおりのままで何も問題ないが、カッコ内のコードに置き換えることが出来る、
と、このように薄まったものに対しては補おうとする力が発足する。
音楽とは超バランス。
シンプルなコードほど何か出来ないか?常に考える。
シンプルすぎるコード進行ほど。宝。というより、何か出来ないか?常に考えるのが策。
筆者はレッスンで弾き語りの指導をするときは、必ずプラス加点にする。
シンプルすぎる演奏を行ってから、おかずを付けていく。
と、シンプルすぎる曲も、それなりになります。
Lets 弾き語り!!!!!