「悪徳事務所」に関わらないために(声優事務所)

優良声優事務所をきちんと選ぶ。

これは「悪徳事務所」という定義を、発声練習虎の巻的に考えた意見です。

まわりのボイストレーナーさん達も警鐘を鳴らしていますが、

それが「音楽業界だけではないこと」を実はある声優さんが告白したことで炎上しています。

こちら

私はもちろんこちらの「声優事務所」さんがどこなのか大体見当はついています。

チケットノルマ=悪徳ではない。だが、「声優になるには」事務所のことは調べるべき。

以前、声優さんになる道のりというのはとても大変でいくつも「ステップ」があるのだ。

という事は詳しく書いたことがあります。

こちらのブログをご覧ください

「何故声優は歌手よりも狭き門なのか?」

声優さんの事務所さんは、本当はきちんと

「お仕事の出来る人を育成したい」というちゃんとしたスタンスをお持ちです。

これは音楽よりも確かなものです。それだけ需要もあるからです。

ただし、大きな問題が・・・。

テレビ人口も少数になり、配信系に移行。制作費もかけられなくなり、フリーで依頼できる委託系も主流になりつつある。

又第四次声優ブームの形態が変わり、声優さんのあり方も変わってきた。

今の声優さん達は本当に歌も上手く、芸が立つ方が多いです。

実際に関わっているからこそわかります。

歌、歌手よりうまいです。大ベテランの声優さんに言わせれば

当然だ。

との事ですが、本当番組内でいきなり「英語の歌を歌ってください」

出来ればネイティブに!

などというイレギュラーな依頼にもスムーズに対応しています。

脱帽です。

「声優ブーム」の形が変わってきたため、養成所にも格差が・・・。

先ほどのチケットノルマの事はあの声優さんが書く前から詳しく聴いていました。

同じ事務所かどうかは不明ですが、文面からしておそらく同じではないか?と推測されます。

ブームの形が変わってきたからこその事務所対策として新しい動きも有る事実。

「よその事務所だと預り止まりだけど、うちならジュニア扱いで入れますよ」

と言っていわゆる格上げ扱いにしたあと、ノルマ漬けにしてしまうという・・・。

お仕事は全くないそうです。

寧ろ、その方のブログの様に「毎回ノルマが課されます。」

ノルマに応じないと「次からオーディションがありません」。と言われる。

ノルマに応じないと次からオーディションのお話はありません。と言われるそうです。

さらには、生活の糧としてやっているアルバイトも、そのノルマのきっかけになった講演のために休まなくてはならず、生活が出来ない現状。

本当にかつかつなんだ。

というお話を刻々と訴えておられました。

そこまでしても所属したい気持ち。

これは魂の叫びでしょう。

誤解の無いように言いますが

1つでも2つでもお仕事があるのなら別だという事です。

全くないのが普通なのが問題。

「きっと次こそ、きっと次こそ」であっという間に1年2年と。

かわいそうすぎるでしょう。と思うわけです。

ご拝読ありがとうございました。

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