声帯結節は同じ場所を酷使して発声することで起こる。
声帯ポリープと、声帯結節、「どちらがやっかいですか?」と聞かれたら私の場合は
声帯結節です。と答えます。
声帯ポリープは「長引くせき」でも出来てしまう人は出来てしまいます。
応援団員で「叫んだらのどがつぶれてしまった」という場合は90パーセントの確率でポリープを疑うべきです。
ただし、ポリープが喉に出来ると癖になる。
ポリープと結節は根本的な性質に多少の違いはありますが、「一定の負荷を声帯にかける」という意味では、同じです。
ですので、なんらか声帯に異常を来している場合は、まったく同じ使用の仕方をしていると結局は症状が変わらないという状況になってしまいます。
声帯結節は、特に私たちのような職業の人がなりやすい。
- スポーツインストラクター
- ヨガインストラクター
- パソコン教室講師
- 塾講師
- 学校教師
などとにかく不特定多数の人に向けて声を使う、そして
声を長時間使う。人は要注意です。
自分の声がどんな状態なのかを知るトレーニング
発声練習虎の巻のスクールのボイストレーニングには段階があります。
0段階 脱力。体全体の脱力。ボディマッピング
1段階 正しい姿勢と呼吸。照準を声を出すことに合わせる。
2段階 0状態の声
3段階 声帯。声帯を動かす感覚になれる。
4段階 声量へのアプローチ。0~3ができて初めて声量をコントロールする。
5段階 声帯の開閉の強度のトレーニング
6段階 声を出すことへの応用様々な声を使っていく。
7段階 滑舌やその他のテクニックでの併用。
声を出すには順序がある。何もない状態での声がどんなものなのか?
声を出すには順序があります。
何もない状態での自分の声というものがどんなものなのかを知ることが大切です。
実はこれって、
昨日書いた「弾き語り入門2」とも関係があります。
要は、「フラットな状態ってどんなかな?」と知ることだと思います。
上記にアップした数字0~7段階はいつでも戻ったり進んだりする。
先ほどアップした0~7段階までの内容というのは、必要とあらば進んだり戻ったりするのです。
というのも、悪条件のまま「声を出し続ける」のは得策ではありません。
それこそ日によって調子に差があることも大いにあります。
ですので戻るから悪い、進むから吉 というわけでもないのです。
いつもは何でもないのに、今日に限ってペンだこみたいに 同じところを使ってしまうこと。
もあるのです。
声帯結節や、老化による声帯萎縮 も大いに関係があります。
日々、使う部分を意識して!気を付けてみてくださいね☆