一人ひとり違う「本物」のオーダーメイドレッスン

一人ひとり全部違うから「オーダーメイド」。

こんにちは。

発声練習虎の巻ブログを運営する ムラーラミュージックオフィス代表 宮島知穂 です。

今日のお話は、「オーダーメイド」レッスンについてです。

この度、新たに1つ商標申請をしました。

教室のロゴキャッチコピー、と加えて二つです。

おそらくこれで、商標の申請は最後になるかと思います。

オーダーメイドの意味を本当に考える時が来た。

決まった発声練習方法は当然あります。日々のルーチンで行う事も多いのですが、

最近強く感じる ある一人の先生を指導するのにものすごく「苦労している内容」

があるのです。

それが

独自のコミュニケーション方法。

「相手が何を言いたいのか」「何を読み取ってほしいのか」

「本当はどうしたいのか」「本当は何を言えないでいるのか」

「本当はボイストレーニングじゃなくて何を得たいのか」

「ボイストレーニングの会話を通してみたいものは何?」

これらを引き出せるか引き出せないか

は講師の語彙力ならぬ、こみゅ力 にかかっていると思うのです。

何通りのレッスンがありますか?と聞かれたら

1000人の生徒さんがいたら 「1000通り」のボイストレーニングレッスンが出来ます。

と答えます。

もちろん基礎的な内容 「呼吸法」「姿勢」「リップロール」「タントリル」などの

いわゆる定番的に行うであろうレッスンのいわゆる「手法」はある程度定まっていますが

これが不思議

ご本人ののその日の気持ちのモチベーションや体調によってはいつもだったらOKなものでも拒否される時があるのです。
(それは 体や心)に。

あれ?おかしいぞ、いつもやってるやつが通用しないぞ!

なんていう事は多々あります。

そういう時にどう対処していくのか?

というのがコミュニケーションスキル だと思うのです。

あとはイマジネーションスキル。

いや、この「イマジネーションスキル」が意外とものすごく重要かもしれない。

「大丈夫わかりました」ではできないかもしれない。

「大丈夫?体調大丈夫ですか?」

てきかれて 余程でない限り 「体調悪いんだよね」とはなかなか言いづらくないでしょうか?

ボイトレに来ている生徒さんはさらに、

「声?ん、自分ではそんなに悪いとはおもってないんですけど、トレーニングしたほうがいいっていうのは漠然と思ってて、でも別にそんなに自分の声悪いとは思っていないから、まあ それなりに良くなれば良いくらいに思ってて。先生からいろいろ指摘いただくから、きっと自分の声そうなんだろうなあ」くらいには思ってます。

っていう方、結構いると思います。

さて、そのときに満足していただける何かが提示できるだろうか?

「お客さんはあなたに期待をしている。」

何かのコーチング本で読んだことがあります。

「お客様はあなたに期待している。」

さて、一体何に期待しているのか?

読み取れるか取れないかは私たち次第。

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