Let’s ボイトレ!自宅でボイトレしましょう。
今日は「自宅でボイトレ」がテーマです。
まず、用意するものは タオルが一枚です。
自宅でボイトレを行う場合は、部屋の広さよりも「天井の高さ」に気を付けて行います。
今日は導入なので、どちらもそこまでこだわらなくて大丈夫です。
声を出すのに必要なのは腹筋よりも脱力。
声を出す行為というのは、「頭が良い人より」も「超感覚人間」の方のほうが向いています。(長年の経験上)頭で、あーだこーだ と考えている人よりも
「あ、こんな感じ?」と思える人のほうが成果を出せるのです。
そこで、ではどんな感覚が必要なのかズバリお教えします。
声を出すには、いつも相反する力が2つ加わっている。
ということです。
伸びる⇔縮む。上がる⇔降りる。前⇔後ろ。
という感じです。
呼吸は脱、声帯は力(りき)
筆者もこの仕事を12年ほどしておりますので、とにかくいろんな方を見させていただいています。私もそうですが、先生が正しく教えてくださっていたのに、間違った覚え方をしてしまった時期がある方に陥りがちなのは
「声=息の法則。」
息の量が「声の大きさと強度を決める」というものです。
それを言葉の通りに行うとどうなるかというと、
声を出す頃には体一杯に力が入ってしまっている状態。
になります。
まず、呼吸を「脱」しながらできる方法を考えましょう
正しい姿勢の作り方は、下記の動画からも見ることができますが、まずご自分の姿勢を知るために姿見を用意します。
姿見を見ながら自分が猫背なのか、そり腰なのか、腰を前に突き出すタイプの猫背なのかチェックしましょう。
前から、男女に多い、女性に多い、男性に多い、という順になります。
3者に共通しているのは、腹直筋が地面に対して垂直でないということです。
ですので、猫背の人は肩をあげ、お尻を中にしまい、みぞおちあたりを中にひっこめます。
反り腰の人は、まず、お尻を中にひっこめ、肩を中に入れ、最後に体をあげます。
前に突き出すタイプの人は、膝をまっすぐ立て、下腹部を上に持ち上げるようにし、最後にお尻を中にしまいます。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
タオルを使って肩甲骨周りをほぐす。
タオルを使ったトレーニングは健康にも美容にもGOODです。
肩甲骨が固まると、姿勢が悪くなるのはおろか、まず広背筋の動き全体が鈍くなります。
広背筋とは、背中の肩甲骨周り一帯を覆う、まるで翼の形をしたような広範囲な筋肉です。
実は睡眠不足には一連の「背中のこり」が関係しているというのをご存知でしょうか?
睡眠不足の方にこの方法を伝えたところ改善したという方が何人かいらっしゃいました。
- まずフェイスタオルを横に長くもって方の上で手を広げて大の字になって立ちます。
- 手の甲と手の甲を内側に向け直して同じようにタオルの端をもちます。
- 腕立て伏せをするように、肘を曲げながらタオルを左右に引っ張るように自分の頭のほうへタオルを下げていきます。
- タオルをさらに引っ張りながら肩甲骨が内側にぐっと入るところでしばらく止めて腹式呼吸。
- 1~5のことを2回繰り返した後、今度はタオルを回します。
- 縄跳びに見立ててタオルを後ろ側、前側、という順にぐるん、ぐるん、と回します。
(バスタオルではないのでタオルが短い分大変だとは思いますが・・・)
本当の「気を付け!!」は、手が少し前。
整体に行くと「気を付け」の姿勢をしてください。とよく言われます。
気を付けの姿勢をするとふつうはみなさん手を横にぴしっと置くのですが
本当の気を付けは、「手が少し前に来るくらい」だそうです。
ん?猫背なんじゃ?
と思うくらいが「まっすぐ姿勢」なんだということを付け加えて第一弾はここで終わります。