舞台芸術コースのためのレッスン(高校向け)
演劇コースのためのレッスン
演劇コースのためのレッスンについてお話します。
代表宮島です。現在高校受験の真っ最中です。私も今年度入学予定の受験生を大学1年生と高校1年生になる2人の生徒さんの技術支援をしています。ボイストレーニングスクールと言えば、単に「発声練習をするところ」にとどまりますが、ここ最近では私が中心となり演技のレッスンを強化しています。
実は演技レッスンはとても難しいもので「演劇のワークショップ」に行くとまず団体のレッスンになります。
団体ですから、経験者未経験者がごちゃまぜになります。そこに指導の先生が一人います。おそらく子役のかたのミュージカル演技指導なども同様かとおもいます。演技のレッスンで最も大事なのはセリフ読みと動作の仕方。それに表情の作り方。です。
ムラーラの場合、基本的に女優さんや俳優さん向けの演技よりもメインが声優さんナレーターさん、外国語映画の吹替のレッスンがメインですので一番重要視していることは「セリフとセリフのテンポ感」です。しかしながら、このセリフのテンポ感がなによりも「動作のテンポ感」を決めます。
ここ最近の演技レッスンの中で、一番重要なのはこのセリフと動作のテンポ感(間の取り方)であることがわかりました。舞台芸術のコースなどで演技レッスンが必要なのに、どこへ習わせたら良いかわからない。発声練習、セリフ読み、動作に関するアドバイスが一度に習えるレッスンはないか?
など、お困りの際にはぜひご相談ください。現在は代表である私がメインで東京(駒込)と埼玉(志木)の教室でのみ、代表特別レッスン枠にて行っております。お問合せはこちらまでお願いいたします。
演劇系レッスンの様子。
基本的にはミュージカルも同じで、ミュージカルも歌いながら演技をします。声で表現をすることと同時に動作をします。また、演劇の場合は逆で、動作の演技と同時に「声の演技をします」。結局はどちらにしても声で表現できる能力、動作として表現できる能力の両方をきちんと得る必要があります。
ボイストレーニングでは、舞台上で必要な声量を養う「発声トレーニング」、それから「滑舌」、基礎的な表現方法を行っていきます。
外国語映画の吹替でも同様ですが、登場人物を演じるのに頭の中に絵が描けないと演技はできません。その登場人物がどのようなキャラクターで、どのような声をしていて、どのようなテンポ感でどのような口調なのか。そういったところを一旦絵で描いていただきます。
一部写真でご紹介していますが。
このレッスンの内容は、高校受験のためのレッスンの中で行われた内容です。難しい内容ではありますが、こういったことをやっておくと、実際に学校に入ったあとに苦労しないことになります。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。