ナレーション原稿の作り方
ナレーション原稿の作り方(ナレーション原稿を自分で作る)
生徒さんの中にも、事務所のボイスサンプル用にご自分で原稿を用意し、BGMもご自分で設定される方もいらっしゃいます。だいたいの方が専門学校時代に少し、ワークショップなどで経験されていたり、あとは事務所からそういった指導をある程度受けている方であればそういった「ナレーション原稿」にも明るいのだという事が分かっています。
ナレーション原稿を作るときには、まずご法度を知っておこう。
ナレーション原稿を作る際のご法度をいくつか知っておくと楽です。
他にある原稿と全く同じ文面を使ってしまう。(どこかで見た本、どこかで見たドラマ、どこかで見たCMなど)
絶対にどこかにあったものをそのまま引用しないようにしましょう。
実在する社名、商品名などは必ず改変して使いましょう。
実在する会社の社名や商品名は必ず名前を変えて原稿を作成します。もし万が一その当事者の方が見られた場合で、文面に問題があった場合責任に問われてしまう可能性があります。
自分の声の音域にあっているような内容の物にしましょう。
女性で低めの声が出ない方は、歴史探訪的な文面ですとご自身の実力が発揮されません。自分のキャラクターにあった読み物になるように必ず選びます。
さて、実際に原稿を作成してみましょう。
どのようなジャンルのナレーション原稿があるのか、まず種類から上げていきます。
番組宣伝(ドラマ・ドキュメンタリー・ニュースなど)
だいたいの文章の成り立ち
1登場人物の紹介(●●のどこどこに住む●●は)
2登場人物の人格(××のような性格だ)
3行動 (あるとき▼▼をして〇〇になった)
4番組の特徴 (このドラマは●●の▽▽な所を描いている)
5放送日時 (●月×日 放送開始)
アナウンス(場内アナウンス・店内アナウンス)
だいたいの文章の成り立ち(店内アナウンス)
1商品が必要とされる経緯(理由) (●●は××には欠かせない商品です)
2商品がが買える場所説明 (●●は▽▽にてお求めいただけます)
3アナウンス(買ってください) (●●、■■日より好評発売中です)
歴史探訪もの(人・場所)
だいたいの文章の成り立ち(人)
1その人の生まれたときから生きていた時期(●●年に生まれた××は)
2どういうことをしてきた (▽▽にて××をして有名であるが)But
3その人間と関係の深い人物 (〇〇と✖✖をすることとなり結果こうなった)
4その後、後世 (現在では▽▽と言われ続けている)
商品CM(ラジオCM、テレビCM)
だいたいの文章の成り立ち(ラジオCM)
1擬音などで始まることが多い (〇〇!=こういう音がする経緯を説明)
2どんなひとに愛用されているか (最近では✖✖の人に愛されています)
3通常とは違う使用方法や意外な印象など(実は〇〇は、■■なんです!)
4相手に使用を促すコメント (〇〇を是非▽▽してください)
5販売日時、手に入る場所など。
上記のような指導は通常から簡単に行っております。
ムラーラミュージックオフィスには専門のシナリオライターの方はおりませんので、各自講師が工夫をして読み方の指導にあたっています。
ムラーラミュージックオフィスには専門のシナリオライターの方はおりませんので、各自講師が工夫をして読み方の指導にあたっています。