ボイストレーナー養成コースをスタートします。テストラン始めました。

虎の巻メソッドによるボイストレーナー養成コース。

タイトルは大げさですが、確かに今まで「声優さんになりたい」「ナレーターになりたい」「事務所に入りたい」「お仕事がしたい」という方へのご縁つなぎが何とか、できるようになりました。

正直申しまして虎の巻ボイストレーニングのスクール 下記参照

スピーチボイトレ駒込校 と ムジカアシード志木校

のようなちっちゃなちっちゃな学校で、生徒さんに「お仕事を!」なんて手を伸ばしてもなかなか大変なものでした。

しかし、考えてみたら何かの「きっかけ」にはなれた。
今まで想像しなかった「ボイストレーナー」への未来。

今日初レッスンをしていて、とても気づいたこと。

それは、筆者は生徒さんを食えるボイストレーナーに育てる。

という気持ちを心底持っているのだという気づき。

食えないボイストレーナーを育てても意味がない。

果たして「食えるボイストレーナー」とそうでない人の違いは何か。

実はその生徒さんに一つだけ簡単でスーパー難しい宿題を出したのです。

それは、

「ボイストレーナーって、何ができますか?生徒さんに何をしてあげられる職業か考えてきてください。」という内容です。

とても漠然とした質問です。

まったくわからない人には、何を答えてよいかわからない。

と思います。というよりも「いっぱいありすぎて困る。」

それならいっぱい答えればよい。でも答えられないのは整理ができていない証拠。

ちなみに本日の生徒さんはボイストレーナが「できること」に対してこのように答えてくださいました。

ボイストレーナーは相手に自分の可能性を気づかせ、自信を持たせることができる職業である。

彼女はこう答えてくださいました。

この生徒さんは私の生徒さん歴がとても長い子なのです。だからこそうれしかったですね。

そういう方からこういう返答が帰ってくるということは

この方は、私のレッスンからそのようなことをキャッチしてくださっている。と。

まったく別の生徒さんでしたが、ある生徒さんからは

「ボイトレはすごいですね、体の不調まで治ります。今日すごく体調が悪かったのに。

まるで葛根湯のようです。」と。純粋にうれしかったです。

先ほどの質問に対し、「技術面の返答の羅列だけする人」は今後生き残りが厳しいかもしれない。

「ボイストレーナーは何ができますか?」

という質問に対して、アイキャッチ画像のように

「心のこと、体のこと、そして技術のこと」この3点が口から整理されて出てくる人は

あとは音を聞く耳と、鍵盤もしくはギター技術と、ちっちゃいテキストを作れるほどの数のメソッド(発声法含む)があれば確実に生き残れる。と確信している。

ボイストレーナーに必要なのは 想像力 と 創造力

ピアノは、楽譜を見て弾けなかった人が弾けるようになれば、目に見えて成果がわかります。

動かなかった指が動くようになっても同じです。

これと同じ感覚でもちろん進めていく必要のあるボイストレーニングではありますが、

ゴール設定は自分でするしかない。

と筆者は考えています。

「憧れの●●みたい歌い方ができる」

「ステージで声が震えない」

「声の仕事ができるまでになる」

「現場の監督に駄目出しされない」

とこんな風に。

ゴールは時々変わったりもする。トレーナーはそれに寄り添い
要望に応えるべく、フルオーダーカスタマイズを行う。

だからこその 「想像力であり、創造力」なのである。

フルオーダーカスタマイズ。これは技術面だけではなく、もしかしたらその人の未来を左右するかもしれない、

そのぐらいの責任というか 「アドバイザー」になれるか否か。

そのぐらいに思っています。

ですから、「辞めたい」といわれたら当然引き止めません。

その方が ゴールに到達した。と思うわけです。

筆者ボイストレーナー養成講座を終えたらどうなるか?

とりあえず、その方が独立できるぐらいのノウハウは伝授できるであろうと考えています。

特に、お給料云々ではないですが、安く使われてほしくないので

希望があれば虎の巻校でお仕事していただけたら理想ですね。

まだテスト段階ですが、

今までの実績として多少でもお仕事につながっていることから

このあたりも自信を持っていきたいと思っています。

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